単語から学ぼう!再エネ関連用語集
[ エネルギー自給率 ]
energy self-sufficiency
エネルギー自給率とは、自然界に存在している石油・石炭・天然ガス・原子力・太陽光・風力・地熱などの一次エネルギーを、他国からの輸入に頼らず自国内でどれだけ確保できているかを表す数値の事です。
一次エネルギーとは「加工されていない状態で供給されるエネルギー」を指します。
残念ながら日本は国土も狭いため、一次エネルギーとなる資源を全て自給・確保できず輸入に頼っているのが現状です。
ニュースや新聞等で聞く「日本のエネルギー自給率が先進国の中でも低い」という理由は、一次エネルギーとなる資源が乏しく他国からエネルギー資源を買っているからという事になります。
2010年時点では、日本のエネルギー自給率は「20.2%」ありましたが2019年時点には「12.1%」にまで減少しています。
これは、2011年に発生した東日本大震災などの影響により、再び化石燃料へ依存する割合が増えたため輸入に頼らざるを得ない状況になり、エネルギー自給率が下がっているのです。
※計算方法:エネルギー自給率=国内産出量/一次エネルギー供給×100