単語から学ぼう!再エネ関連用語集
[ 化石燃料 ]
fossil fuel
化石燃料とは、地中に埋まっている石炭・石油・天然ガスなどの燃料資源の事です。
「燃料」とは光・熱・動力などのエネルギーを得るために燃焼させる材料を指していますが、石炭・石油・天然ガスなどが化石燃料と呼ばれるのには燃料になるまでの「過程」が関係しています。
化石燃料は数百万年以上前に存在していた植物・生物・プランクトンなどの死骸が海底に溜まり、微生物などによって分解され長い年月をかけて土や水などの強い力に押しつぶされ、地熱に温められている間に燃えやすい成分へと変化していったものです。
なぜ「化石」呼ばれているのかというと、恐竜などの化石も同じ様な過程を経ていることから「地中に埋まっている燃料」を化石燃料と呼ぶ様になりました。
化石燃料が作られるまでには長い「過程」が必要であり、今ある化石燃料はそう遠くない未来に枯渇すると言われ、2017年の調査時点で石油の埋蔵量は約50年後に枯渇すると推測されています。
地球上の限りある資源に頼らない、自然のエネルギーを活用する「再生可能エネルギー」がこれからの未来に必要なエネルギーとなっていくのです。