メインヴィジュアルは佐賀県庁の展望ホールから市街を映した写真を使用しています。
街の人々がどのようにエネルギーを消費しているか考えながら制作したのですが、私自身、そうやって制作している最中は電力を消費しているんだなと再確認できました。
今回の制作にあたり、エネルギーについて自分がいかに無知だったかを痛感しました。
また、佐賀県が「人、企業、技術、製品等でCO2の排出を実質的にゼロにしていこう!」と計画していることも知りました。
今回は車両としてバスを描きましたが、2050年には移動で利用するエネルギーが水素・電気・天然ガスなどが活躍する未来が想定されているみたいですよ。
計画を実現させるには、日常生活でどのようなエネルギーが使われているかを知ることから始める必要があります。
私は食べるのが好きなのですが、食卓に美味しいお米が並ぶまでにもさまざまなエネルギーが消費されているなと気付きました。
お米を炊く炊飯器に使うエネルギーは火力発電から生まれることが多いですが、実は火力発電は雨の日や夜には発電ができない太陽光発電を支えている側面もあるそうです。
火力発電に頼りすぎてしまうとCO2はなかなか削減できません。
それを考えると、別の発電方法が必要です。
今回はそのひとつとして洋上風力の様子を描きました。
ひとつのことを知ればたくさんの発見につながります。
私もイラストの中の人物のように、身近な日常風景から学んでいこうと思います。